幕張メッセで行われた「ニコニコ超会議2018」に行ってみた
2018年4月28日、29日に幕張メッセで「ニコニコ文化の祭典」ことニコニコ超会議2018が開催された。公式の発表によると来場者は161,277人、視聴者は6,121,170人で去年を上回り過去最高だったようだ。昔から憧れていた「ニコニコ超会議」の取材ができるということもありワクワクして入場したのだがタイミングが悪かったのか私が感じていた「ニコニコ文化」に触れることは少ないまま会場を後にすることとなってしまった。
超ゲームエリアで見たアイドル感
どのスポーツでも、高校生の部活動でさえイケメン・花形選手は黄色い声を浴びるのが全体を通しての様式美になっているが、それは競技の魅力が合わさるからだ。超ゲームエリアでは、あるコーナーのゲーム競技一本目が終わり一人のプレイヤーが退場すると、観客たちもぞろぞろと退場。よく見てみると女の子ばかりがエリアを抜けていった様子。このコーナー、これからだよ!と思わず言いたくなってしまったけども、このゲーム競技の熱心なファンたちは同志なのか最後まで見守っていた。もちろん人目的でもいい。でも純粋なゲームのファンとしては何だか寂しくなる瞬間であった。
さすがのクオリティ
痛車コーナーでは素晴らしいクオリティ、素晴らしく突き抜けている作品を見ることができた。そうそう、これこれ。そんな思いを持ったまま落ち着いた気持ちで見て回ることができた。
悲しくなるのはなぜ
他のブースもいくつか回ったが、驚くこともあった。若い女性たちの長蛇の列を発見し先頭の先に目をやると、彼女たちは男性ユニットに壁ドンされたり抱かれていたり。う〜ん、不潔!おじさんライターは思わず赤面して目を背けたのであった。ただ、これが現在のニコニコの活力なのだろうと自分を説得、納得させながら取材を続けた。
ノスタルジーを求める僕はどこへ行けばよろしいですか→
今回の取材では時間的な制約もあり、話題の超エリアを全て回ることができなかったこともあるのか自分が求めたニコニコ文化に触れることはできなかった。自分が求めたニコニコ文化は”男女”という性はなく、クリエイトされたものの「クオリティの高さを称賛」したり、ゲーム・アニメ文化のノリが濃縮されて生み出され、それがユーザーからもコメントという形で発信されるというもの。飛び出してきた駆け出しインディーズアイドルたちのオフ会の場があってもいいが、そればかりではおっさんユーザーにとって……ちとキツい。でもね、スケジュール表やタイムテーブルを見るとね、見るとね、懐かしい気持ちになるんよ!
はい、ということで!
ニコニコ超会議2019は最初から見てまわって、ノスタルジーを求めるおっさんユーザーの視点から当メディアをご覧になる方たちにニコニコ文化を伝えたい。